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春ノ巻?
麻創けい子

お客様から、こんなメッセージをいただきました。
Q. 夏の「時代横町」はなくなったの?
Q.ベテラン勢の語りはもう聞けないの?
説明不足で申し訳ありません
今年の夏も、もちろん「時代横町」は上演いたします。
田中幸子さん、池田博さんといった語りの名手も出演が決まっております。ではなぜ春ノ巻を作ったのか・・・。
それは、人形むすび座さんで行ったワークショップを通して、八幡美佳さんという魅力的な語り手に出会ったからです。
彼女の語りには、脚本に描かれている思いを観客に届けようとするひたむきさがあります。
その表現に「泣けた」私は、ぜひ一緒に作品を作りたいと手紙を書き、日常公演の少ない5月ならという期間限定で承諾を取り付け、実現にこぎつけることができたのです。
くわえて今回は、オーディションで合格した7名の中から、杉浦佳代子さんと吉田篤司さんが新たな戦力としてデビューします。
そして宮武史郎さんという若い人形作家も、力を貸してくれる事になりました。
新緑の季節にふさわしいみずみずしい感性に、触れていただければと思っております。
尚、今回の公演は、人形むすび座の皆さんの理解と協力がなければ、実現には至りませんでした。
この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。
演目

春 一丁目「峠の女たち」

飛騨と信州を結ぶ野麦峠には、さまざまな女たちのドラマがあった。
お助け小屋の鬼ばっさ。力自慢の女歩荷、年若い糸ひき工女、その工女たちを世話する工女宿のおかみ。
富国強兵を叫び、近代国家へと変貌する日本の片隅に生きた、名も泣き女たちの物語

鬼ばっさ 
房吉ー!」と呼ぶ声が今も聞こえるような・・・
 臨月の女
歩荷


語り・・・・・・・・・・・ 八幡美佳
鬼ばっさ・・・・・・・・・ 加藤K子
おせん・・・・・・・・・・ 瀬尾エリ
ヨシ・・・・・・・・・・・ 益川京子
作次・・・・・・・・・・・ 吉田篤司
歩荷・・・・・・・・・・・ 石黒 寛
検番・・・・・・・・・・・ 高橋 潔
旅人・・・・・・・・・・・ ながたひとし
男・・・・・・・・・・・・・ 石黒 寛
おたけ・・・・・・・・・・ 森 圭巳
人形操者・・・・・・・・・ ながたひとし・加藤K子
森 圭巳・石黒 寛

春二丁目 「地獄八景だぎゃ」

ゴールデンウィークのさなかにおっ死んだ名古屋のじいさんばあさんが、
団体旅行さながら地獄詣で。
ぶじ極楽へたどりつけますかどうか。まあ、みてってちょー。



おじいさんとおばあさん

赤鬼、青鬼、座布団の面

火の車で極楽へと向かうご一行
「汽車はゆく、汽車はゆく、はるばるとはるばると、
若い僕らの修学旅行!」





ばあさん・・・・・・・・・・・・ ながたひとし
じいさん・・・・・・・・・・・・ 石黒 寛
葬儀屋 ・・・・・・・・・・・・・ 高橋 潔
赤鬼・・・・・・・・・・・・・・・ 加藤k子
青鬼・・・・・・・・・・・・・・・ 近藤輝行
鬼の船頭 ・・・・・・・・・・・ 近藤輝行
火の車・・・・・・・・・・・・・ 近藤輝行・加藤k子




【作・演出】


ひと組
6人の舞台人が総力を結集する創造チーム。
代表は人形劇界の奇才、パフォーマーながたひとし。
事務局長にアトリエあうんの看板役者、石黒寛。
人形劇団パン代表の近藤輝行。
人形劇界のアネゴ、ほんわかシアター主宰、加藤K子。
フリーで活躍する役者、高橋潔。
そして、アトリエあうん種斎、脚本家。演出家の麻創けい子の六人衆。
美味しい舞台を作ります。 心の栄養を届けます。
【ながたひとし究極の語り芝居「ひとはねはねて」
平成17年度名古屋市民芸術祭賞受賞。
麻創けい子


【ひとことこごと  文:とめ爺(ええころ長屋のご意見番】

最近、つかれとるんだわ。イカンイカンそんなことでは!
先頭きって飲み会いっとったのに近頃は帰らっせる。さびしいがね。
血圧高ゃあで飲みすぎてはイカンけど。まだまだ隠居はさせんぞ。
「コンドウサン、ファイト!」見かけたら声かけたって。
「エーと、今ですとこちらのほうが」と観客誘導しとる人だわ。
この人はバカではにゃーよ。
こないだ風邪ひいとったもの。
それにね、充電式の電池で動いとるんだわ。
寝とる間に電池を充電。朝、目が開いた瞬間からエンジン全開・・・
電池の続く限り活動しまくり、充電をスムーズに行い為のアルコールを摂取した後、
電池が切れてバタッと倒れるんだわ。わかりやすいでしょう? 
近藤輝行
(フリー)
ながたひとし
桜の好きな人でねえ。どこでも桜モノみつけると「あっ!」って言って駆け寄って、ツマランと「なんだぁ」って言ってポイ。 アッパラパーなんだわ。 桜がちりばめられとる万華鏡買わしてね。あんまり大事にしとるもんだで、手が滑って落としそうになる芝居したったら・・ 顔がアッパラパーだったよ。 ますますオジサンに磨きがかかってきたんでないの。 今ではワザワザ酒の借りんでも下ネタやオジサンギャグが絶好調だわ。飲み会で若っきゃー女の子がおるとオメメキラキラ。けどオランとすぐ寝るんだわ。はぁ?あんたが若ゃーか若ないかって?一緒に飲みに行きゃーわかるがね。どーなっても知らんよ。
加藤K子
(ほんわかシアター)
高橋 潔
(フリー)
コイツが幼稚園児の頃の話だわ。ひとりで近くの家を一軒一軒まわってねえ。オバサンを片っ端から自分ちに集めてきて、ダンボール箱に乗って歌を聞かせとったらしいよ。「骨まで〜骨まで〜骨まで愛して〜〜」オバサンたちもえらい迷惑だわ。だってサビしか知らんもん・・それもエンドレスだよ・・・たまらんに。芝居を始めた頃はおとなしい控えめな子でねえ。ほんでもイッタン舞台に立つと楽しそうに弾けるんだわ。勉強家でもあるよ。何遍も中国に留学しとるで中国語ペラペラ。今思えば、情熱を内に秘め、しっかりした芯を持っとったんだねえ。ガンコって事だよ。ハニカンデうつむいとった子が・・・ハラが据わってきたよ。
石黒 寛杉浦佳代子
八幡美佳 あれは稽古場での出来事だわ。パッと見ただけではワカランけど「峠の女たち」に出てくる鬼ばっさ人形には、ちゃーんとムネがついとるんだわ。ほんでね、どうしても、みんなに、そのオッパイを見せたかった彼女は、ムゾウサに手を突っ込みヒキズリダシタ・・・。はっきり言います。 彼女は可憐ではにゃーです。益川京子京子ちゃんで歳いくつ?ってよー聞かれるんだわ・・・話変えよか・・・彼女コンマイんだわ背が。彼女と出会った舞台での事。少しでも大き見せようとしたんだろうねえ。どえりゃあ大股で歩いて、立ち止まったときも、漢字の大ってゆー字みたいやったわ。ほんでも大股にすればするほど背は低なるんでないの?
吉田篤司正月に彼が書いた舞台を見たの、コタツが異次元とつながっとる芝居。そのコトタツが彼なの。コタツは庶民的、とてつもなく庶民的。彼は自分が庶民的だーゆう事を自覚しとる。ががが、しかし、彼は想像もつかない自分に生まれ変わりたい願望があるの。そう!彼は異次元のヒーローなの・・・見ただけではワカランよ。瀬尾エリ優雅だねえ、この人は。優しい空気で癒される。ほんでもアレだよ。けっこうオッチョコチョイなんだよ。趣味はコケルこと?っていうくらい、よーコケルらしいの。その上、テレ屋さんでねえ、すぐ顔がマッカッカになるし、かわいらしさを持ち続けとる。いろんな魅力をもっとる人だねえ。どっちから見ても女優さん。
森圭己飛び込みで出演。ラーメン屋の誕生日うらにゃーでは「満ち足りた人」なんだと。「目からウロコが落ちる」ゆーけど「ウロコはこんなにヨーサンあったんだ」ってくりゃーに「満ち足りた時間」を過ごしてちょー。足遣い初挑戦、気張っていこみゃー。スガスガシイまでの貪欲さは夏の時代横町にツナガルはずだで。



【スタッフ】

作・演出 麻創けい子(アトリエあうん)
人形制作 加藤典子
照明 児玉道久(若尾綜合舞台)
音響 ノノヤママナコ(マナコプロジェクト)
音響オペレーター 堀場眼助
衣装協力 大池かおり・幅上ちさと
宣伝美術 青山和代
VTR (株)ビジュアルプロダクション プラーム
人形監修・アートマネージャー 近藤輝行(PAN・アートカンパニー)
座長・キャスティングディレクター 石黒 寛(アトリエあうん)
企画制作 ひと組
共催 ひと組・人形劇団パン・愛知人形劇センター
後援 名古屋市教育委員会
協賛 株式会社 損保ジャパン