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ひと組名物"サバイバル稽古"

麻創けい子

ひと組名物"サバイバル稽古"というものがあります。立ち位置や目線、お互いの呼吸がほぼ掴めてきたところで、「誰かがセリフを噛んだり、間違えたりしたら頭に戻る」というルールで通し稽古をするのです。
チームワークが良くなければ成功しません。何度やっても最後までたどりつけないこともあるわけです。
これはラジオドラマを生放送するときのような緊張感をもってもらおうというのがねらい。
私はイエローカードとレッドカードを両手にもって演出席につきます。
正直に言いますと、この稽古は私の楽しみの一つなのです。ベテラン勢に向かって、イエローカードを出すときの楽しさは格別。
「スイマセーン」と、ほかの役者たちに声をかける池田博さんは、小学生のような初々しさです。
ふだんはコワイものなしのガキ大将ちびた(ながたひとし)氏が、「ゴメンナサイです」と、神妙な声を上げるのもステキです。
そして、何より。そんな稽古を楽しんでいる役者たちを見るのが最高にうれしいのです。

熱い熱い夏の稽古は、百丁目をめざして続くことでしょう。
そんな稽古から生まれる物語たちを、どうぞ存分にお楽しみくださいませ。

演目

十六丁目 名無木

三年続きの不作で、年貢高の引き下げを願い出た庄屋の金右衛門だが、
願いは聞き届けられず、追いつめられた農民たちを救うため、単身代官所へ乗り込み、腕ずくで米倉を開けさせる。

語り・・・・・・・・ 池田 博
金右衛門・・・・・・ 石黒 寛
おさん・・・・・・・ 杉浦佳代子
代官・・・・・・・・ ながたひとし
長二郎・・・・・・・ こつじまさのり・伊串充啓
加助・・・・・・・・ 高橋 潔
加助の母・・・・・・ 加藤K子
加助の女房・・・・・ 森 圭己
手代・・・・・・・・ 近藤輝行・こつじまさのり

十七丁目 千と音丸

田植えのはじまった千の村に、田楽の一座がやってくる。
その中の一人、皷打ちの音丸に恋をした千は、どんなものでも貸してくれるという伝説の洞窟で、美しい顔がほしいと祈る。

すると翌朝、千の顔は・・・

語り・・・・・・・ 田中幸子
千・・・・・・・・ ジル豆田
音丸・・・・・・・ ながたひとし
房・・・・・・・・ 伊東佳代
権左・・・・・・・ 高橋 潔
草次・・・・・・・ こつじまさのり・伊串充啓
名主・・・・・・・ 池田 博
白拍子・・・・・・ 伊東佳代
村人たち・・・・・ 精鋭黒子軍団
人形、他・・・・・ 永井聖子・近藤輝行
加藤K子・森圭己
こつじまさのり・杉浦佳代子
高橋潔・石黒寛

十八丁目 決戦!キュウリ馬

みょうちきりんな落ち武者の亡霊にはげまされ、馬かけ祭りの花形である乗り子になった梅吉が、得意満面で馬にまたがると、なぜか馬がキュウリになっていた。

梅吉は見事に化けキュウリを乗りこなせるだろうか。

ばあさん(鶴姫)・・・ ながたひとし
じいさん(梅エ門)・・ 石黒 寛
梅吉・・・・・・・・・・・・ 森 圭己
おっかあ・・・・・・・・・ 加藤K子
庄屋・・・・・・・・・・・・ 高橋 潔
キュウリ馬・・・・・・・・ 高橋 潔
人形、他・・・・・・・・・ 近藤輝行・森圭己
加藤K子・杉浦佳代子
永井聖子・こつじまさのり

出演者・配役は日時によって異なります。ご了承ください。

【作・演出】
ひと組
6人の舞台人が総力を結集する創造チーム。
代表は人形劇界の奇才、パフォーマーながたひとし。
事務局長にアトリエあうんの看板役者、石黒寛。
人形劇団パン代表の近藤輝行。
人形劇界のアネゴ、ほんわかシアター主宰、加藤K子。
フリーで活躍する役者、高橋潔。
そして、アトリエあうん種斎、脚本家。演出家の麻創けい子の六人衆。
美味しい舞台を作ります。 心の栄養を届けます。
【ながたひとし究極の語り芝居「ひとはねはねて」
平成17年度名古屋市民芸術祭賞受賞。
麻創けい子

【キャスト】
石黒 寛(ひと組 事務局長)
ながたひとし(ひと組 代表)
●22で芝居を見つけ●翌日、会社を辞め●蹴散らしながら走り●優しさに立ち止まり●素直になり●ヒタムキに結びつき●出会いを生み●財産となり●・・・キズナっていいね・・・。また今年もバアさんで出てます。これから毎年かな?10月6日の夜、パペフェス前夜祭で人形落語をやります。興味のある人はどうぞ。ひまわりホールです。
近藤輝行(ひと組)
加藤K子(ひと組)
私、時代横町では変わった立ち位置なんです。『其の五』では釣り糸飛ばし、『春ノ巻』では座布団回し。さて今回は、セリフは3行、そして・・・・?記憶に残る演技をめざします。お楽しみください。ひと組がお届けする大人のお芝居だけでなく、親子の心に響く人形劇、「ほんわかシアター」も只今活動中!!10/8(日)パペットフェス・ひまわりホールにて13:15から公演します。きっと元気になれます!観に来てね!
高橋 潔(ひと組)
田中幸子(フリー)
今年は「春ノ巻」から、ひと組のメンバーとは、随分、顔を合わせ、稽古し、お酒を飲みました。おかげさまでこの夏も、夏バテしらず。この時代横町が終わると、ちょっと一休み。お酒の量は確実に減るでしょう。 お誘い(私、出演します)10月10日、名古屋朗読研究会主催「朗読を聞く会」於女性会館、会費1,500円。12月2日、名古屋市文化振興事業団主催「みんなのリーディング」発表会、於芸術創造センター。会費1,000円。
池田博(フリー)
伊東佳代
(風の一座)
一瞬、自分の近くの薄い膜が歪んで破れ、チラと別世界が見える。眠らないで見る夢?それとも一瞬、眠るのか?まさかあの世の予告編?私なんぞ凡人の体験などもうちゃんと○×症候群とか名付けられているのかも・・・。幼稚園の頃から50年、母は何個おにぎりを作ってくれただろう。夏空の中、稽古場に風がおきて、私はまた、新しい生命をもらった。いつもこれから先が、私の人生だ。今年も、母のおにぎりは、おいしいよ。
ジル豆田(てんぷくプロ)
こつじまさのり
(人形劇団むすび座)
皆様と智に走る てんぷくプロ所属。次回てんぷくプロ第3弾「おばあちゃんに手を出すな」 作:策北村想('80作)、演出:菊永洋一郎、9/28(木)〜10/1(日)、於:G/pit(伏見)楽しいですよ。芝居創りって。徹夜の人形制作がなければ・・・。なんてね。11月のアベックビーズさんと、12月と1月のむすび座の公園にも出演します。よろしければ、いらしてください。
永井聖子(人形劇団むすび座)
杉浦佳代子
(フリー)
今年の夏もひまわりホールで皆さんと一緒に同じ時間を過ごせることをとても嬉しく思います。あ・・・1月にも「むすび座アトリエ公演・天切り松」に出演します。その時にもまた一緒に楽しい時間を過ごせますように!「いかに自分を空っぽにするか、いかに何もかも手放すか、頭の中のおしゃべりをやめていかに ポカンと舞台に立つか。空のコップに水を満たすようにいかにすべてをそのままに受け入れるか。簡単そうで難しい」「いかに自分を空っぽにするか、いかに何もかも手放すか、頭の中のおしゃべりをやめていかに ポカンと舞台に立つか。空のコップに水を満たすようにいかにすべてをそのままに受け入れるか。簡単そうで難しい」
伊串充啓
(フリー)
森 圭巳
(ほんわかシアター)
祝・『時代横町』初出演!けど、そんな気がしない・・・麻創作品を始め、数々のドラマを作ってきた仲間がいるからか?いや、ここに集う人たちの包み込む温かさだ。このいい仕事しかしない熱い仲間と、また出逢えて嬉しい◎2006年・夏!まだまだ暑いですね〜。『時代横町』は特に暑いです!そしてメッチャ楽しい!!今ここにいることが嬉しくてニヤニヤしてしまうほど。今日のキュウリもきっと美味しいよ。幸せだなー2006年・夏!まだまだ暑いですね〜。『時代横町』は特に暑いです!そしてメッチャ楽しい!!今ここにいることが嬉しくてニヤニヤしてしまうほど。今日のキュウリもきっと美味しいよ。幸せだなー

『時代横町 其の六』

 
出演者は、おなじみのベテランレギュラー陣、田中幸子さん、池田博さん、伊東佳代さん。
そして人形劇団むすび座かた、こつじまさのりさん、永井聖子さん。さらに新勢力の杉浦佳代子さん。

初陣は三人。てんぷくプロのジル豆田さんとほんわかシアターの森圭己さん。
ジルさんは、座長の石黒が2年越しのラブコールでやっと出演が実現しました。
彼女の魅力を存分にお楽しみください。
そして、もう一人は伊串充啓さん。
スケジュールの都合上フル参加ではありませんが、ひと組の石黒、高橋とは昔からの芝居仲間、ナイスガイです。
くわえていつもの、ひと組メンバーでお贈りいたします。

十六丁目の「名無木」では、不作に苦しむ農民を救うため生死をかけて代官に立ち向かう庄屋の金右衛門。
男性キャストは全役オーディション。誰がどの役を射止めるか、まだわかりません。
十七丁目「千と音丸」は、ヒロイン☆ジル豆田さんの登場。
面白くなるに違いないと確信しております。
問題の相手役は・・若い男?今回の男性キャストの仲に二枚目は・・・。
十八丁目「決戦!キュウリ馬」は、皆さんお待ちかねの爺さん婆さんの物語になるのでしょうか?
去年の夏の公演以来(『オマエヒャクマデ』以来)じいさん、ばあさんが大人気のようで、お子さんからお年寄りまで幅広い年齢層のお客様から、「おじいさん、おばあさんの話はありますか?」「おじいちゃん出る?」「おばあちゃんは?」と出ないわけにはいかないようです。
大丈夫、あの2人の事です。きっとやって来るでしょう。
今回も見どころたっぷりの3本立てです。

今年の夏も20ステージ。好評のスペシャルステージも2回あります。
スペシャルと土日のお昼は混雑するかもしれません。
団体予約も入っています。お早目のご予約をお待ちしています。
宜しくお願い致します。

ひと組






【2006年 夏 時代横町 公演スケジュール】

8/26(土) 27(日) 28(月) 29(火) 30(水) 31(木) 9/1(金) 2(土) 3(日) 4(月) 5(火) 6(水) 7(木) 8(金) 9(土) 10(日)
14時 休演
19時 ●S 休演 ●S

●S・・・・スペシャルステージ(お楽しみプログラム・1ドリンク・おつまみ付き)

【 損保ジャパン人形劇場 ひまわりホール】

チケット
前売り一般・・・3,000円65歳以上・高校生以下・・・2,500円
スペシャルステージ 一般・・・3,500円65歳以上・高校生以下・・・3,000円
当日前売り料金プラス500円
リピーター割引2度目からは何度でも1,000円初回のチケット半券をご提示ください
スペシャルステージ 1,500円


【電話(FAX)予約・お問合せ】

ひと組(人形劇団パン内) TEL・FAX・・・・・052-781-7412


【チケット取り扱い】

チケットぴあ TEL・FAX・・・・・0570-02-9999【Pコード 369-159】
お近くのチケットぴあスポット、ファミリーマート、サンクス、セブンイレブンにて、直接お買い求めいただけます。
ローソン各店【Lコード 43683】店頭にて直接お買い求めいただけます。
めいきん生協生活サービス事業部 電話・・・052-806-5011

【スタッフ】

作・演出 麻創けい子(アトリエあうん)
人形美術 こつじまさのり(人形劇団むすび座)
宮武史郎(人形劇団むすび座)
照明 小木曽千倉
音響 ノノヤママナコ(マナコプロジェクト)
音響オペレーター 細川ひろめ(マナコプロジェクト)
題字 池田博
衣装協力 大池かおり
宣伝美術 青山和代
座長・キャスティングディレクター 石黒寛
人形監修 ながたひとし
アートマネージャー 近藤輝行(PANアートカンパニー)
協力 人形劇団むすび座/人形劇団ちんどん/人形劇団パン/ほんわかシシアター/幅上ちさとさん/板倉惠三子
企画・制作 ひと組
共催 ひと組・愛知人形劇センター
後援 愛知県・名古屋市


ヒロイン(時代横町 其の六)  石黒 寛


藤山寛美、渥美清、市原悦子・・・
濃いなぁ。なんで濃いんだろう、俺が好きになる役者は。
共通点はあるのかなぁ・・やっぱり実存感かな。
確かにソコにいる生身の存在感に、どうしても惹かれてしまう。
本物であるが故にニジミデル可笑しさ哀しさがある。
松竹新喜劇・・泣いてたまるか・・男はつらいよ・・家政婦は見た・・時代横町・・ん?
 あっ・・そうそう、時代横町の話を書こうと思ったら、昨日のダメ出しで頭が一杯で。
『演じるな!』 腹に落ちてないと頭で演じてしまう。いつもソコで壁にブチアタル。
本番の幕が上がるまで誰がやるかわからない。
一番ベストな奴が舞台に上がる。当然と言えば当然だ。
そういう世界なんだから・・というより、そうでなけりゃ観客の皆さんに失礼だ。

シリーズ6年目、夏の時代横町の稽古が始まった。
ベテラン、新戦力、初陣、そして、ひと組の面々。文句のないキャストが揃った。オモシロクならないワケがナイ。
まず、ここで語っておきたい新戦力がいる。
彼女は昨年のオーディションに飛び込んできたのが始まりで、『時代横町 春ノ巻』に出演。
よかった。文句無くサンジュウマル。大変良く出来ましたの桜のハンコである。
グウッと一気に『ひと組』に近づいてきた瞬間だった。
すぐ隣にいる感じだ。夏の公演の出演はもちろん、来年の『春ノ巻』の出演も決まっている。
なんでコイツの宣伝をしてんのか・・
気持ちが良いんだ。芝居も気持ちいいし、人間も気持ちがいい。
ひと組の皆が気に入ってる。通称オスギ。本名、杉浦佳代子。あえて呼び捨て。
今回も十六丁目「名無木」でサンジュウマルを狙ってます。

そして初陣の中に、2年越しのラヴコールでやっと出演が実った女優がいる。
ジル豆田さんである
。変わった名前だと思われる方もいるだろうが、彼女が所属する「てんぷくプロ」では大人しいほうだ。
名古屋の市原悦子・・・と、思ってるのは俺一人のようなのでココだけの話、ナイショにしといて。
彼女の魅力を言葉で伝えるのはムズカシイんだなぁ。観てもらうのが一番。
モッタイブルわけじゃなくて、あるしゅディフォルメされた表現は上っ面な物ではなく、高い集中力とテンションによるもの。
彼女からニジミデル可笑しさは本物。
ぜひ味わってほしい。十七丁目「千と音丸」で彼女は千になります。

もうひとり、森圭巳。これでタマミと読むの。>通称タマチャン。
現在「ほんわかシアター」の一員として人形劇を子供たちに見せて回るパフォーマー。
人形遣い女優(こんな言葉あるかどうか知らんが。)彼女はガハハと笑いながら演劇界と人形劇界をマタイデ歩いている。
ほんわかシアターと言えば、我らがアネサン、加藤K子が主宰。
アネサンもガハハ女優である。
この二人が今年からタッグを組んだ。かなりのガハハ・・いや、最強のガハハ女優チームとなる。
ガハハ女優とはバイタリティーと優しさ溢れるイイ女という意味である。
ワハハを越える喜劇女優という意味ではない。決してそうじゃない。勘違いしないように。
というワケで、ここに十六丁目「名無木」嫁と姑の絶叫コンビが誕生したのである。

さらに十八丁目「決戦!キュウリ馬」の梅吉人形を二人で操る。そしてタマチャンは梅吉に。
女優を捨て子役に生まれ変わるのであった。

百丁目を目指して始まった時代横町・・・このままだと、あと30年かかる・・春もやれば16年・・
やる!春もやる!・・だれか「ひと組」の平均年齢を下げてくれ。

愛知人形劇センター 機関紙「あっぷ」より