@ 一丁目「桜坂」
昭和の中頃まで陸の孤島と言われた紙漉の村に、戦死した恋人を待ち続ける老女がいる。やがて男の魂は、諸国行脚の雲水となり、村に続く千本桜の坂を越えて戻ってくる。過去と現在が交錯する不思議物語。
| 老女 | 田中幸子 |
| 豊子 | 江崎順子 |
| 常夫 | 石黒寛 |
| 豊子の父 | 高橋潔 |
| 栄子 | あまぐりゆみこ |
| 仙涯 | 池田博 |
| 侍 | 高橋慎祐 |
| 消防団員 | 高橋潔 |
| 雲水の人形 | 永井聖子・近藤輝行 |
初めての「時代横町」
初めてのお人形「雲水」を見た時の衝撃は大きかった!
物言わぬお人形の歩く姿から、たくさんの愛や懐かしさや愛おしさが溢れていて、
涙が出ました。
老女役の田中幸子さんが豊子の今現在の姿、そして豊子役の江崎順子さんが昔の豊子でした。
愛しい人を待っていたその前に雲水が・・・。
語りの持っている力、それは、たくさんの想像を生み出し、映像を浮かべてくれます。
そして、お人形でした。
ビデオを見て、また泣きました。
A 二丁目「無数河村長次郎」
飛騨に起きた農民一揆で、死罪となった百姓、長次郎の女房が、刑場から夫の遺体を運び出し、雪の峠を越えて村へ持ち帰ろうとした、実話をもとにした物語。

人形・・・長次郎の女房 |
| 五助 | 池田博 |
| 長次郎 | 高橋潔 |
| 長次郎の女房 | 伊東佳代 |
| 母 | 田中幸子 |
| おその | あまぐりゆみこ |
| 森伊勢 | 石黒寛 |
| 善九郎 | 石黒寛 |
| 太七 | 高橋慎祐 |
| 大原代官 | 石黒寛 |
| 隊長 | 石黒寛 |
| 兵 | 高橋潔 |
| 男 | 高橋慎祐 |
| 長次郎の女房の人形 | 近藤輝行・永井聖子 |
長次郎の女房の人形の力強かった事!
背中にしょった長次郎、重かっただろうに・・・。
けなげだけでなく、母・妻の強さを感じました。
並んでいる語り手たちは、語らないときは顔を覆っています。
姿を消します。
照明や、衣装での効果も見逃せません。
B 三丁目「宵ごしの」
明治の写楽と言われた浮世絵師、豊原国周は、宵越しの銭は持たないという生粋の江戸っ子。生涯に四十数回女房を取り替え、百十七回宿替えをしたの破天荒な最晩年を描く。