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時代横町 其の四

2004年8月29日(日)〜9月12日(日)
人形劇場 ひまわりホール

「気」のはなし

「毎年毎年、立秋の頃になると、二日と違わず秋の虫が鳴き出すんですよ、えらいね、虫は。」
7丁目で主語りを受け持つ池田博さんは、汗だくになって稽古場にたどり着くなりそう言いました。
今年の夏は、特に前半は雨に祟られた冷夏にもかかわらず、やはり自宅近辺の草むらで虫が鳴いたそうです。
本当に虫はえらい。
虫だけではありません。入学式のころに満開になるわが母校の桜。
その小さな実を食べにくる鳥たちの鳴き声。
みんな健気で、美しい。
そこまでナチュラルに生きられなくとも、せめて作物を育てるように、もくもくと物語を書き、 芝居を作りたいと思っています。

『時代横町』は、7月から8月にかけて稽古を行い、夏休み明けに初日を迎えるのが定番です。
チラシをごらんになったお客様が、「もうこんな季節だね」と、秋の訪れを感じていただけるようになれたら最高なのですが。
とにもかくにも、今回は一ヶ月の長丁場。スタッフ・キャスト一同、無事に乗り切って次につなげたいと思っています。
なにとぞ暖かいご支援を。
最後になりましたが、前作『時代横町 弐』が評価をいただき、昨年度の松原英治・若尾正也記念演劇賞をいただきましたことをご報告いたします。
この賞がいただけましたのは、一重に皆様のご支援の賜。
厚く御礼申し上げます。

演目

I 十丁目「ヒーダンジイ」

一揆に加担したとして島流しにされた老人。南の島の人々はその男を親愛の情を込めてヒーダンジイと呼んだ。  


池田さんにそっくりなお人形ヒーダンジイと新島の子供たち
勘左衛門が持ち帰った「島の砂」
これは不思議でした、あとからあとから砂が出てくるのです。
人形・・・サーファー

サーファーとサメの口

甚兵衛・・・・・・・・ 池田 博
勘左衛門・・・・・・・ 高橋 潔
治八/役人・・・・・・ 石黒 寛
喜代・・・・・・・・・ 伊東佳代
語り手/女将・・・・ 田中幸子
おりん・・・・・・・・ 益川京子
甚助・・・・・・・ 梅林憲太
善九郎・・・・・・・・ 横地信行
旅人/語り・・・・・・ 長尾裕子
サーファー・・・・・ 人形操者
人形操者・・・・・・・ 近藤輝行・ながたひとし
永井聖子・加藤K子

J十一丁目「おんぜ平の雪」

木曽義仲の死後、山里に隠れ住む残党たちの前に、追っ手が現れる。里の若者と恋をする落人の娘の運命は。  



お人形・・・あぐり


ツル【語り】 ・・・・・・・・・・・ 田中幸子
あぐり・・・・・・・・・・・・・ 益川京子
重平 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 石黒 寛
山吹 ・・・・・・・・・・・・ 長尾裕子
簾太 ・・・・・・・・・・・・・・・ 横地信行
余十郎/追っ手 ・・・・・・・ 高橋 潔
追っ手1 ・・・・・・・・・・・・・・ 池田 博
追っ手2 ・・・・・・・・・・・ 梅林憲太
人形操者・・・・・・・・・・・・・ 近藤輝行・ながたひとし
永井聖子・加藤K子

K 十二丁目「来たっ!」

鎖国時代の日本、珍獣を運ぶ行列が街道を行く。のどかな美濃路の宿場町にもついにその行列が・・・。




金太・・・・・・・・・・・・ 梅林憲太
熊吉・・・・・・・・・・・・ 石黒 寛
とら・・・・・・・・・・・・ 長尾裕子
太郎右衛門・・・・・・・・ 高橋 潔
庄屋・・・・・・・・・・・・ 横地信行
本陣の女房・・・・・・・・・ 増川京子
ご隠居・・・・・・・・・・・ ながたひとし/加藤K子
見物人【みなの衆】・・・・・ 田中幸子/池田博/伊東佳代
小金亭つきう生・・・・・・・ 石黒 寛
人形操者・・・・・・・・・・ 近藤輝行・ながたひとし
永井聖子・加藤K子

【スタッフ】

作・演出 麻創けい子(アトリエあうん)
人形監修 近藤輝行(PAN・アートカンパニー)
人形制作 加藤典子
照明 児玉道久(若尾綜合舞台)
照明オペレーター 横井幸代(若尾綜合舞台)/横井祥子(フリー)
音響 ノノヤママナコ(マナコプロジェクト)
音響オペレーター 細川ひろめ(マナコプロジェクト)
衣装制作 木場絵理香
宣伝美術 留☆半笑
VTR (株)ビジュアルプロダクション プラーム
アートマネージャー 近藤輝行(PAN・アートカンパニー)
企画制作 アトリエあうん/PAN・アートカンパニー
共催 人形劇団パン/アトリエあうん/愛知人形劇センター
後援 名古屋市教育委員会
協賛 株式会社 損保ジャパン